ワンコの口舐め・その3

私の手が空いたのとマロン君の気分が合うと、目の前でごろリンと横になり、しっぽをパタッ・パタッ・とします。撫でてくれ・・。というアピールです。よそめに見ると、さも可愛い仕草のようですが、実は命令口調のタカビーな仕草なのです。どこを見て判断しているのか解かりませんが休日の朝、床に新聞を広げていると真ん中に寝っ転がり邪魔します。反応してくれる確率が高い事を認識しているようです。
ハイハイ、お父さんの役目なのネ・・と毛づくろいのように撫でてあげ、程よく気持ちがよくなると、小さく舌なめずりします。ペチャッ---ペチャッ---どうやら、ワンコの口舐めはこの舌なめずりの延長のような気がします。
滅多に私の口を舐めてくれないマロン君ですが、確実にベロベロ・ベロベロと舐めてくる時があります。それは、過敏性大腸症候群の私がトイレに駆け込む時など、どうしてもマロン君の上を通過しなくてはならない時につま先が鼻先に当たった時や、机の上が荷崩れを起こし固い物が脳天に落下した時など・・マロン君に突然不幸な痛みが訪れた時です。「ごめ~ん!!痛かったべ~」と涙目になって抱きしめて撫でる時、逆にマロン君はもの凄い勢いで口を舐めてきます。


びっくりした~~!!べろべろ・・なにすんの~~!!べろべろ・・でも自分がこんなに痛いんだから、おやじもメガ級に痛いんだろ~!!べろべろ・・大丈夫か~~!!べろべろ・・。


マロン君は自分の痛みが治まるまで舐めてくれます。このペロリンを「愛情・痛み分けペロペロリン」と呼ぶ事にしましょう。


って、おやじが気を付けろってか・・。



だが、昼に戻っても相手にしてくれない😰マロン君だ。