帆船サンファンバウティスタ号

帆船サンファンバウティスタについての勝手な提案



東京オリンピック終了後、維持管理が難しく解体が予定されているらしい帆船サンファンバウティスタ号ですがワンコの散歩がてら行ってきました。直径2メートルぐらいの大きなパエリア配給の列に並んだ以来です。そして改めて思うのですが、この黒船は石巻とはミスマッチに美しい。ライトアップされた姿は格別に美しく宮城県内でも、もしかして仙台の光のページェントと肩を並べるくらいだと思ってはいたが、日中見る姿もやはり美しい。で、無性に誰かに発したくなったのだが、維持管理が難しいというのが「船舶として水に浮かべている事が難しい・」というのであれば、このまま木造のモニュメントとして中瀬の先に置いて欲しい。そもそも復元船サンファンバウティスタ号が実際に航海している雄姿は映像でしか見た事がないし、帆を張ると風を受けて危ないからタグボートで引くのであればむしろビデオで十分だ。又、木造の建造物として維持していくのであれば熟練の船大工さんが居なくてもできるのでないだろうか、と思うのだ。げんき市場は漫画館と相乗効果で(もしかして)予想を超えて集客しているのでは無いだろうか?業務で伺った仙台のお客様が、小学生の孫が「今まで食べたマグロの中で一番おいしい」と感動していた、というので「ありがとうございます」と答えましたが、どこかこそばゆい感じがしました。(塩釜と気仙沼には行ってないんだ、もしかして・・?)
そのご家族の皆様が日和山には行ってみたが、サンファンパークまでは足を延ばせなかった、というのだ。が、もし、日和山から中瀬を見下ろした時、あの船が眼下に見えたらどんなにか絶景であろうか・。


サンファンバウティスタ号は県の所有物だ、というのであれば石巻市民の物でもあるのでは無いのだろうか?そして、サンファンバウティスタ号は天皇皇后両陛下が平成4年10月7日建造中の中瀬でその姿をご覧になられた「天覧帆船」であるのだ。簡単に失ってはいけない。